感想コメント


生きることそのものを希(のぞ)む姿勢を描いた、
<美しい映画>だと思う
「泣かせ」の要素や「壮絶」さを前に出してもいない
だが1か所、涙なしに見られない場面がある
そこでは綺麗事をかなぐり捨てた「生命力」が発露される
<美しい映画>だと思う
「泣かせ」の要素や「壮絶」さを前に出してもいない
だが1か所、涙なしに見られない場面がある
そこでは綺麗事をかなぐり捨てた「生命力」が発露される

観る前はひとりの女性を描いた作品と思っていたが、見終わった後の感想はどこにでもあるような何気ない家族のひとりひとりの中に起こっている葛藤と人の在り方描いてる作品という感想に変わっていた。
生きたいと思いながら無意識に死に向かってしまう様。
その行動でしか理解できないまわりの人の気持ち。
命とは、時間とか、当たり前とはを感じた作品でした。
生きたいと思いながら無意識に死に向かってしまう様。
その行動でしか理解できないまわりの人の気持ち。
命とは、時間とか、当たり前とはを感じた作品でした。

リアリティーを追及した作品で、素晴らしかったです。命の大切さを考えさせられました。

生きることの素晴らしさ、家族の温かさがわかるいい映画でした。家族が好きな方はもちろんのこと、正直家族が嫌い,生きるのがつまらないと思う人にこそ見てほしい作品です。

作中にあった、”生きているのは奇跡”という言葉にとても共感致しました。命とは儚いけれども、命から学ぶことは沢山あるなと感じます。役者さんのお芝居も皆様大変自然で、且つ音楽や映像も”春の香り”を感じる素敵な音と映像で、感動致しました。心から、素敵な作品だと感じました。

闘病ものの映像化作品はたくさんありますが、主人公だけに偏らず、家族にもフォーカスして、ひたむきに前向きに頑張るだけじゃなくて、また悲しいだけじゃなくて、その悲喜こもごもがある家族それぞれの人生を垣間見ることができたので、貴重な体験ができたなと感じます。

途中は涙が止まらなくなりましたが、最後は、温かい愛に包まれたような気持ちになりました。家族や友人にも、是非見てもらいたいと思いました!

自分では生きたいと思っていても、意思に反して身体は勝手に死のうとしている。想像できないような苦しみをご本人と、ご家族は経験してきたんだろうなと考えさせられた。
生きたくても生きられない、そんな苦しみを抱えている人はたくさんいて生きているだけで幸せだと思えた作品でした。
生きたくても生きられない、そんな苦しみを抱えている人はたくさんいて生きているだけで幸せだと思えた作品でした。

悲しいを前面に出したストーリーではなく、生きる事を諦めず小さな事も感謝して生きたハルカに、自分ももっと大切に生きなければと思った。
実際にあったエピソードを丁寧に描きつつ、青春を生きた時間が甘酸っぱくて、巧くんのような存在が居て欲しいと思わずにはいられなかった。
実際にあったエピソードを丁寧に描きつつ、青春を生きた時間が甘酸っぱくて、巧くんのような存在が居て欲しいと思わずにはいられなかった。

ハルカの病気が再発し、ハルカはタクミくんに本当の理由を告げることなく、彼と距離を置いてしまう、この切ない展開。
そして、ハルカを支えようとする家族の懸命な姿に心を打たれました。
そして、ハルカを支えようとする家族の懸命な姿に心を打たれました。

人生が長くても短くても
様々な場面があり
どんな状況にあっても
大切なものは大切で愛おしい
そんな思いが湧いたような、受け取ったような、
とにかく今日この映画を観れたことも
なんて恵まれているんだろう、
なんて幸せななんだろうと、
わたし自身のこの日常が愛おしくなりました。
ハルカちゃん、こんな気持ちにさせてくれてありがとう。
幸せだなって人生を肯定できたらきっと最強!
この何気ない日常で
自分の思いをきちんと伝えていきます。
様々な場面があり
どんな状況にあっても
大切なものは大切で愛おしい
そんな思いが湧いたような、受け取ったような、
とにかく今日この映画を観れたことも
なんて恵まれているんだろう、
なんて幸せななんだろうと、
わたし自身のこの日常が愛おしくなりました。
ハルカちゃん、こんな気持ちにさせてくれてありがとう。
幸せだなって人生を肯定できたらきっと最強!
この何気ない日常で
自分の思いをきちんと伝えていきます。

見終わって誰かに面白かったかと聞かれたら質問に対して良い意味で違和感を感じるようなエンターテイメントを忘れさせてくれる作品。全体的には圧倒的な切なさが押し寄せてくるけどただ切ないだけではなく、その中であらためて大切なものは何かを感じさせてくれました。始まってからのテンポが程よく見入ってしまいあっという間の時間でした。

要所要所に笑えるポイントがあり、最後まで飽きないでみることができました。
女ファミリーの中に男一人のお父さんの存在が面白く描けており温かい家族を感じ取ることができただけに、
崩壊しかけた家族模様がより際立って感じました。
登場人物ひとりひとりの感情がよく伝わる映画でした。
女ファミリーの中に男一人のお父さんの存在が面白く描けており温かい家族を感じ取ることができただけに、
崩壊しかけた家族模様がより際立って感じました。
登場人物ひとりひとりの感情がよく伝わる映画でした。

娘を持つ親として春香さんを始め、姉(ユウカ)の言動にも胸を締め付けられました。この映画を通して、より多くの方にメッセージが届くことを願っております。

発作の後、家族が横一列に並んで食べるシーンがとても印象的でした。親子、姉妹の感情が細やかに描かれていて、しみじみとよい作品だったと思います。
人の親ならきっと、我が子の健やかな成長と、輝かしい未来を夢見るもの。まさか自分の娘が、類稀な病に侵されるなど、誰が想像できるだろう。主人公ハルカは、これから青春を謳歌しはじめようという12歳のとき、希少がん「膠芽腫」を発症する。10万分の1という確率で、その特異な病に「選ばれてしまった」のだ。
儚げな桜の花びらが舞い散る中、ハルカの囁きから物語は始まる。まるで夢の中へ迷い込んだかのように、彼女の妄想と現実が交差しながら話は進んでいく。恋に落ち、「普通のことがしたい」と、闘病と「普通の生活」の溝を埋めるべく立ち向かうハルカ。彼女の果敢な姿に、私たちが生きているという必然について、改めて考えさせられた。
死ぬって特別なことなのだろうか。人は誰でも、いつか死ぬ。死ぬことが必然なら、逆に生きていることこそが特別なことではないのか。
ある日突然、命が終わってしまう可能性は誰もが抱えている。そう考えたら、ハルカが言うように「生きているって素晴らしいこと」にほかならない。生きていることが当たり前のように生活する私たちだが、それは必然であるかのようで、実は偶然の連続によって生かされている、生命の軌跡といえまいか。
ブラボー! ハルカ!
人より少し短い人生を思い切り駆け抜けた、ハルカを心から称えよう。
我が子はもちろん、今を生きるすべての人たちに「生きているという奇跡」を実感してほしい。ハルカの想いを受け継ぎ、一期一会の奇跡を取りこぼすことなく、どんなことにでも「ときめいて」いてほしい。